2013年4月30日火曜日

痔の日帰り手術をお考えの方へ

痔の治療を受けることは、恥ずかしいことではありません

日本人の7割が、なんらかの痔を患っていると言われています。

貴方だけが特別に患っている訳ではありません。

国民的に、患者が多い病気です。

なので、老若男女問わず、痔主は沢山いらっしゃいます。

人前でお尻を出すのに、少々恥ずかしさを感じるかもしれませんが、お医者様としては、何百、何千、何万人とお尻を見ていますので、全然気にされません。

貴方は、大勢いる「お尻の痛い患者さん」の一人なのです。


痔は、治療しないと痛いだけです

何もせずに「いつかは良くなるだろう…」と思っていても、痛い日々が続くだけです。

痔には、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻と種類がありますが、いずれも少しずつ悪化していきます。
早い段階であれば、投薬の効果も期待できますが、重症化してくると根治手術となります。

痔の状態を正しく把握するためにも、早めに診察を受けられることをお勧めします。


手術への恐怖心

はっきり言って、不安だし怖いです。

もう二度と、手術したくありません。

でも、手術を受けずに、日々、痔の痛みに苦しむよりは、きっと楽になると思います。

手術による痛みと、痔による痛みのどちらを取るのか、よく考えてみてください。

手術への恐怖は、自分で決断することによって和らぎます。


手術費用

私の場合は、手術費や検査食(ビスコや中華粥…)、痛み止めを含めて3万弱でした。

痔の種類や入院の有無によって異なりますので、手術を受ける前に、病院側に確認されると良いですよ。


医療保険

根治手術なら、給付金をいただけると思いますが、入院の有無などで金額が変わってきます。

手術する決心をした時点で、保険会社や代理店に、確認されることをお勧めします。


手術の際の痛み

麻酔は結構痛いけど、手術自体は、それほど痛みません(全く痛くないということではありません)。

ただし、麻酔の効き具合は人それぞれなので、ちょっとでも異常(痛み等)を感じたら、すぐにお医者様へ伝えましょう。

そうすれば、麻酔を追加する等、対処してもらえると思います。


手術後の痛み

2週目までは、いろいろと我慢が必要です。痛みもあれば、熱も出ることがあります。

3週目からは、痛みは軽くなって来ると思いますが、分泌物は、まだ当分続きます。


手術後の過ごし方

痛い場合は、決して無理をしてはいけません。

痛み止めは、正しく利用しましょう。
また、痔核の手術の場合、お風呂に入ると痛みが和らぐので、排便後(よく痛くなる)は、すぐにお風呂に入れるよう、沸かしておくと良いでしょう。

座る際は、円座クッションがあると助かります。


全治までの日数

全治とは、治療を要する期間のことを言うそうですが、痔核根治手術であれば、概ね2ヶ月ぐらいのようです。

ただ、痔の状態によって異なりますので、お医者様に確認された方が良いと思います。


完治までの日数

傷が全治しても、まだしばらくはかかります。

なお、患部の切除等により、手術前とは違った感じになると思います。なので、ずっと違和感が残る人もいるかもしれません。

歯の治療(削ったり、抜歯したり)もそうですが、「何をもって良しとするか」だと思います。


再発防止

規則正しい排便が、とても大切です。

「食物繊維」と「水分」の摂取を、特に心がける必要があります。
また、アルコールや刺激の強い物(辛い物)も、控えるのが良いとされています。

トイレを我慢しない、長い間、いきまないことも、肛門の負担を減らすことになります。

お風呂に入ると、肛門付近の血行が良くなり、うっ血が改善するそうです。
シャワーだけではなく、ゆっくりと湯船に浸かるようにしましょう。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月27日土曜日

病院を選ぶ際は、専門医がいるところを選ぼう

痔の治療を受ける際は、専門医がいる病院を選んだ方が良い。


特に手術は、経験が物を言う。

年間400件の手術を行う医師と、年間800件の手術を行う医師とでは、その技術の差は圧倒的だ。

技術は、経験によって磨かれる。


病院を選ぶ際は、専門医の有無や、年間の手術実績も参考にされると良いだろう。


なお、年間の手術件数は、「病院」なのか「医師」なのか、分からない場合は確認した方が良いだろう。

当然、病院ではなく、一人の医師の手術件数が重要である。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月24日水曜日

診察はお早めに

痔の痛さは、痔になった者にしか分からない痛みだ。

この病気の困ったところは、治療に対して妙な恥ずかしさを感じてしまうところだろう。

実際、私も病院へ行くのは何度も躊躇った。

また、ドラッグストアで注入軟膏を購入するのにも躊躇した。


しかし、痔の症状は、少しずつ悪化していく。

痔核(いぼ痔)であれば、痔核が肥大化していく。

裂肛(切れ痔)であれば、深い潰瘍となり、肛門が狭くなっていく。

早い段階(レベル1、レベル2)であれば、投薬効果も期待できるが、それ以上に悪化してしまうと、根治手術が必要になってしまう。


痔瘻は、手術必須の病気だ。
薬では治せない。


痛みに我慢しているだけでは、決して良くならない。

早めに専門医に相談されることをお勧めする。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月20日土曜日

日帰り手術と日帰り入院の違い

今回の手術で、初めて医療保険の給付金請求を行ったのだが、その際に、日帰り手術か日帰り入院かで、給付金が変わってくることを知った。


日帰り手術とは、まさに日帰りの手術であり、入院基本料が発生しないものを指す。

この入院基本料の有無が、給付金の金額に影響してくるのだ。


給付条件に「日帰り入院手術」とあった場合、日帰り入院手術でないと給付金の金額が変わってしまう。

たとえば、単なる日帰り手術だと、給付金が半分になったりするのだ。


これから手術を受ける予定の方は、その病院での日帰り手術は、入院基本料が発生する手術なのか確認し、保険会社にも給付対象の手術かどうかを確認しておくことをお勧めする。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月17日水曜日

手術前と手術後

日帰り手術を受ける前は、立っているのも苦痛、椅子に座るのも苦痛といった状態で、常に傷の痛みに悩まされていた。
特に困ったのが排便時で、痛いわ血が出るわで、スッキリするどころか、憂鬱な気分にしかならないトイレタイムを過ごしていた。


当然、歩いていてもズキズキ痛いし、下着も汚してしまうことになる。


何をするにしても、痛みで集中することができなかった。


いろいろと考えた末に選択したのが、今回の日帰り手術だった。



手術後はどうかというと、排便は全く問題なく、痛みもない。

手術から2ヶ月ほど経過し、若干、痒みやベトベト感は残っているものの、それまでとは比べものにならないほど快適な生活を送れている。

手術後の経過は、山あり谷ありであったが、しっかりと治療することができて、本当に良かったと思っている。


これで妻の出産にも立ち会えるし、育児にも集中できるだろう。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月6日土曜日

手術後50日目:☆祝☆全治☆

今日は診察の日。


先生 「お疲れ様。(手術は)上手く行きましたので、これで終了とします」

痔主 「え?」(何のことか、理解できていない)

先生 「飲み薬は1ヶ月分出しておきます」

    「注入軟膏も少し出しておくので、もしも痛くなったら使ってください」

    「お疲れ様でした」


(・ω・) なぬっ!?

 ↓ ↓ ↓
 ↓ ↓ ↓ 3秒後
 ↓ ↓ ↓

(屮゜Д゜)屮 や、やったどー!!



日帰り手術を受けてから2ヶ月弱。


遂に、全治である。


予想以上に長い治療生活であったが、


☆祝☆全治☆


やっと痔主を卒業して、「元痔主」になることができたのであった。



全治祝いということで、妻と一緒にとんかつまい泉へ行ってきました。

アツアツの極上トンカツを食べることができて、とても幸せでした。














にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月5日金曜日

手術後49日目:明日は2週間ぶりの診察日

すっかり状態が安定化してしまった痔主のお尻。


傷口を清潔に保つため、定期的にナプキンを交換してはいるのだが、ほとんど汚れていない。

ちょっと勿体ない気もする。

しかし、こういうのは、こまめに取り換えた方が無難である。


そうしないと、お尻がかぶれて痒くなるのだ。



でも、流石にナプキンだとサイズが大きいので、最近はおりものシートの方がいいのかなって考えている。


漢(おとこ)として、
何か大切な物を失ってしまった
ような気がする。



まぁ、心配しても今さらなので、気のせいってことにしておこう。


明日は、2週間ぶりの診察日だ。

どこまで治っているか、楽しみである。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月4日木曜日

手術後48日目:引き続き、問題なし

走ったり、長時間歩いても、傷口が開くことはなさそうだ。


本当に、すっかり良くなった。

ただ、完治(治癒)したのかといえば、チョット違うと思われる。

良いところは、便通が良くなり、痔の出血や痛みから解放されたこと。
反対に、お尻がユルイ感じ(おなら、プー)だし、時々ベタッとなるのは相変わらずだ。

そういった良いところだけを残して、悪いところが消える日は、いつかやってくるのだろうか?


なかなか難しい問題である。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月3日水曜日

手術後47日目:今思えば

便秘や下痢を楽観視し過ぎたことが、いぼ痔になった原因なのだろう。

会社に入社した当時、バスや電車を乗り継ぎながら通勤していた。
出勤途中でお腹が痛くなっても、トイレに寄っていては遅刻してしまうため、我慢して移動することが常であった。

また、デスクワークであり、夜間もイスに座ったまま待機していることも多かった。


今後は、痔が再発しないよう、お尻の健康にも気を配りたいと思う。



ちなみに、お尻の状態は前日と変わらずである。
ちょっとベタっとする時もあるが、それほど気にならない程度だ。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月2日火曜日

手術後46日目:痛くも痒くもない

手術後の2週間は、本当に治るのだろうかと心配になるほど大変だったが、着実に回復して今日に至る。

傷口周辺は、多少ベタつくことはあるものの、歩いても座っても痛くない。

黒いブリーフは色落ちもしているらしく、妻からは「最近は灰色ブリーフだねw」と言われる始末である。

そうか、灰色のブリーフもいいな…。(何か間違えている)


買い換えたいところだが、土曜日の診察の後に判断したいと思っている。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング

2013年4月1日月曜日

手術後45日目:分泌物が一気に減少

実に素晴らしい!


分泌物は、もうほとんど出ないようだ。

注入軟膏を使うと、ちょっとだけ分泌物が出るのだが、これって注入軟膏が漏れ出してきているんじゃないかな?…と、最近は思っている。

ほら、巨大深海魚を釣って食べたら尻から油が!!(デイリーポータルZ)っていうのもあるし、注入軟膏って油みたいだしぃ~?


試しに注入軟膏を止めてみたいところだが、せっかく良くなってきたところなので、ここはもうしばらく様子を見てみたい。

The 小心者。


にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村


痔ランキング