痔の治療を受けることは、恥ずかしいことではありません
日本人の7割が、なんらかの痔を患っていると言われています。
貴方だけが特別に患っている訳ではありません。
国民的に、患者が多い病気です。
なので、老若男女問わず、痔主は沢山いらっしゃいます。
人前でお尻を出すのに、少々恥ずかしさを感じるかもしれませんが、お医者様としては、何百、何千、何万人とお尻を見ていますので、全然気にされません。
貴方は、大勢いる「お尻の痛い患者さん」の一人なのです。
痔は、治療しないと痛いだけです
何もせずに「いつかは良くなるだろう…」と思っていても、痛い日々が続くだけです。
痔には、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻と種類がありますが、いずれも少しずつ悪化していきます。
早い段階であれば、投薬の効果も期待できますが、重症化してくると根治手術となります。
痔の状態を正しく把握するためにも、早めに診察を受けられることをお勧めします。
手術への恐怖心
はっきり言って、不安だし怖いです。
もう二度と、手術したくありません。
でも、手術を受けずに、日々、痔の痛みに苦しむよりは、きっと楽になると思います。
手術による痛みと、痔による痛みのどちらを取るのか、よく考えてみてください。
手術への恐怖は、自分で決断することによって和らぎます。
手術費用
私の場合は、手術費や検査食(ビスコや中華粥…)、痛み止めを含めて3万弱でした。
痔の種類や入院の有無によって異なりますので、手術を受ける前に、病院側に確認されると良いですよ。
医療保険
根治手術なら、給付金をいただけると思いますが、入院の有無などで金額が変わってきます。
手術する決心をした時点で、保険会社や代理店に、確認されることをお勧めします。
手術の際の痛み
麻酔は結構痛いけど、手術自体は、それほど痛みません(全く痛くないということではありません)。
ただし、麻酔の効き具合は人それぞれなので、ちょっとでも異常(痛み等)を感じたら、すぐにお医者様へ伝えましょう。
そうすれば、麻酔を追加する等、対処してもらえると思います。
手術後の痛み
2週目までは、いろいろと我慢が必要です。痛みもあれば、熱も出ることがあります。
3週目からは、痛みは軽くなって来ると思いますが、分泌物は、まだ当分続きます。
手術後の過ごし方
痛い場合は、決して無理をしてはいけません。
痛み止めは、正しく利用しましょう。
また、痔核の手術の場合、お風呂に入ると痛みが和らぐので、排便後(よく痛くなる)は、すぐにお風呂に入れるよう、沸かしておくと良いでしょう。
座る際は、円座クッションがあると助かります。
全治までの日数
全治とは、治療を要する期間のことを言うそうですが、痔核根治手術であれば、概ね2ヶ月ぐらいのようです。
ただ、痔の状態によって異なりますので、お医者様に確認された方が良いと思います。
完治までの日数
傷が全治しても、まだしばらくはかかります。
なお、患部の切除等により、手術前とは違った感じになると思います。なので、ずっと違和感が残る人もいるかもしれません。
歯の治療(削ったり、抜歯したり)もそうですが、「何をもって良しとするか」だと思います。
再発防止
規則正しい排便が、とても大切です。
「食物繊維」と「水分」の摂取を、特に心がける必要があります。
また、アルコールや刺激の強い物(辛い物)も、控えるのが良いとされています。
トイレを我慢しない、長い間、いきまないことも、肛門の負担を減らすことになります。
お風呂に入ると、肛門付近の血行が良くなり、うっ血が改善するそうです。
シャワーだけではなく、ゆっくりと湯船に浸かるようにしましょう。
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