2013年5月15日水曜日

手術後3ヶ月:ほぼ完治

痔の日帰り手術を受けてから3ヶ月が経過した。

現在は、ほぼ完治している。

  • 痛みや痒みは、ほとんど無い
  • 出血や分泌物も無い
  • ブリーフ卒業

いろんなことがあったけど、過ぎてしまえば思い出の1ページ。



再発すると悪夢だが。


そうそう、迷う日々で書いていたが、先日、妻が無事に出産を終えた。

一日以上かかる長い出産だったが、厄介な痔を治していたお蔭で、立会いを完遂することができた。
また、当ブログで度々取り上げた「楽じ朗君」も、立会い当日に持参。元痔主のお尻を優しくサポートしてくれた他、産後の妻のお尻も、しっかりサポートしてくれて本当に助かった。まさに、一家に1枚、円座クッションといった感じである。


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2013年5月6日月曜日

痔と大腸がん

肛門から出血すると「あれ?痔かな?」と思いがちだが、もしかしたら大腸がんという恐ろしい病気かもしれないので注意した方が良いだろう。


大腸がんの原因

高脂肪、低繊維食という、欧米型の食生活が大腸がんの発生率を高めると言われている。

食生活については、大腸がんの他、胃がんや腸がん、肺がん、子宮頸がんでも同じことが言われている。緑黄色野菜の摂取頻度が高いほど、リスクは減少するそうだ。



大腸がんの罹患数

厚生労働省が出している平成14年の統計データでは、男性の場合は、1位「胃がん」、2位「大腸がん」という結果だった。そして、女性の場合は、なんと1位が「大腸がん」、2位が「乳がん」となっている。

【参考】
 厚生労働省「政策レポート(がん対策について)」



また、年齢的には、40歳を過ぎると急激に罹患率が上昇する。


【参考】
 国立がん研究センターがん情報サービス



大腸がんによる死亡率

これも厚生労働省から出ている悪性新生物に関する数値だが、平成20年の人口10万対の部位別死亡率(大腸がん)をみると、男性が38.1(3位)、女性が30.4(1位)であった。

【参考】
 厚生労働省「平成20年 人口動態統計月報年計(概数)の概況 3-(1)死亡数・死亡率」


異常を感じたら、まずは病院で検査を

がんは早期発見、早期治療が大切だと言われている。
肛門で異常を感じたら、まずは病院でしっかり検査してもらった方が良いだろう。



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2013年5月3日金曜日

「痔」が最も少ない都道府県

2013年4月30日の朝日放送「みんなの家庭の医学」で、静岡県民は痔で悩む人が少ないという話があった。

その理由は、次のように解説されていた。

  • トイレの時間が短い
  • 便の質が良い(サラダ好きが多い)

トイレは、短時間で済ませた方が肛門への負担も少ないし、食物繊維は、便秘の予防になる。

しかし、今回の放送は、都道府県別(県民性の違い)として、かなり強引に話題作りをしたかったようだ。
そのため、痔主や痔主予備軍の方々が知りたい、痔の原因や予防に関する深堀が、ちょっと物足りなかったのでは無いかと思うので、元痔主が勝手に補足してみたいと思う。


痔核(イボ痔)の原因は、「いきむ」こと

排便時などに強くいきむと、肛門周辺の静脈が膨張し、鬱血した状態になる。
これを繰り返すと、鬱血した部分が膨張して痔核になってしまうのだ。

ちなみに、いきみは排便時だけに起こる現象ではない。
重い物を持って歩いただけでも、いきみは発生している。

いきみは、特別な現象ではない。日常的な現象なのだ。


予防法

肛門は、いきみによる鬱血が避けられない部位なので、その鬱血状態を解消させることが痔の予防となる。

具体的には、以下のような方法だ。
  • 便座で長い時間、いきまない
  • 便秘や下痢を防ぐ
  • 湯船に使って、肛門の血行を改善する

いきむ時間は、3分以内が目安。
それ以上かかりそうであれば、いったんトイレから出て、肛門への負荷を下げた方が良いだろう。

繊維質の多い食品を食べて便秘を予防する。
朝食を多めにすると、より効果的だと言われている。

お風呂はシャワーだけではなく、湯船に浸かって肛門の血行を良くする。



既に痔の症状を自覚している人も、悪化を防ぐために実行されることをお勧めする。
また、手術を受けた元痔主も、再発防止のために心がけると良いだろう。


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