夜中に、大量の発汗で目が覚めた。
どうやら、寝ている最中に熱が出たらしい。
すぐに着替えて、また眠った。
夕食後に飲んだ痛み止め(ロキソニン)が効いているらしく、あまり痛みを感じずに済んだのは幸いだった。
朝いちばんに、患部に当てていた脱脂綿を交換する。
脱脂綿を固定していたサージカルテープを剥がし、ウォシュレットで洗ってみると、これが物凄く痛い!
苦痛に顔を歪めながら、脱脂綿とパットを交換する。
脱脂綿は、血液と分泌物でベットリと濡れていた。
かなりブルーな気分になった。
朝食は、中華粥と麻婆豆腐だった。
肛門の手術後に麻婆豆腐はヤバイのではないか?…と、一瞬思ったのだが、空腹に耐えかねて完食。
大変おいしゅうございました。
食事後は、電車で病院に移動。
なんとか電車には乗れたが、階段の上り下りは無理。
駅のエレベーターが、とても有難かった。
診察では、特に問題なし。
抗生物質に痛み止め、胃薬に整腸剤、酸化マグネシウムが処方される。
大量の薬である。
その他、化膿止めの注入軟膏と、注射器のような形状の痛み止め注入軟膏が出た。
会計の際に、円座クッションを購入した。
本当は、手術の前に購入しようかと思っていたのだが、本当に必要なのか半信半疑であったため、結局、購入していなかったのだ。
その結果、椅子に座るたびに、
ぬあぁぁぁぁぁーーー!
情けない悲鳴を上げることになった。
丁度、クリニックの待合室にサンプルが置いてあり、使ってみたらお尻が痛くなかったので、それを買うことにした。
楽じ朗君という名前の円座クッションだが、しっかりと綿が入っていて、なかなか座り心地が良い。
病院を出ると、とても歩ける状態ではなかったので、昨日と同じようにタクシーを使って帰宅した。
帰宅後、最初の便意が襲ってきた。
恐る恐る排便すると、ユルいのに、猛烈に痛い!
傷口に沁みているらしい。
ウォシュレットで洗浄するが、これまた痛かった。
苦痛に耐えながら痛み止めの注入軟膏を挿入する。
うがぁぁぁぁぁーーー!
これは参った。
たぶん、傷口に触れたのだと思うが、泣きそうになるほど痛かった。
先生は、排便後、お風呂に入ると楽になると言っていたので、試しにお風呂を沸かして入ってみた。
恐る恐る、シャワーを当ててみると、何故か痛くない??
逆に、気持ちいい??
不思議な気分で、湯船に入ってみる。
おぉ~!沁みない~!
いつまでも入っていたいほど気持ち良かった。
昼食は、パイとホワイトシチューだった。
パイは、ペラペラのパイだった…。
でも、お腹が減っているので、とても美味しかった。
これで、一日分のレトルト食品を食べ終えた。
そうなると、やはり夕食が楽しみになってくる。
妻が、夕食を作ってくれた。
美味しい!とにかく美味しい!!
下半身は病人だが、上半身はいたって健康なのだ。
食欲は普段と同じなのである。
そして、夜の排便と注入軟膏の時間である。
うぎゃー!無理、無理、無理ーーー!
これは、慣れるまで大変だ…。
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